2011年11月6日日曜日

「月島雫」的焦り



「耳をすませば」という映画は自分の理想的恋愛、聖書と言っても良い映画です。
・・・ジブリ映画だとラピュタとかナウシカで耳すま邪道!という知り合いもいましたが。お前が邪道だ。

自分的に理想足る所以は
1、イケメン転校生
2、図書カードの追いかけっこ
3、夢を追いかけて世界へ行っちゃう

もっとある、もっとあるけど自分的にはこの3つが重要。
もう少し、掘り下げてみる。

1、イケメン転校生・・・少女漫画王道パターンです。大好物。自分の中学時代を振り返ってみると転校生がイケメンだったためしがないけれども。
イケメン転校生の存在と言うものはそれだけで異質なわけです。。。新しい文化のようなものです
つまり、黒船です。杉村が撃沈してしまったのも、杉村が悪いんじゃない。聖司クンが日常の中の非日常オプションが大きかった。

2、図書カード・・・雫の読んだ本を追いかけるように読んでいた聖司。ストーカーと今では言われそうだけれども。純粋な青年の恋心と捉えらえるかどうかは自分の心の穢れ次第。
ただ、雫に追いつく為に本を読んでいたというところがにくい。この部分がないと、雫が埋もれてしまう。

3、夢を追いかけて・・・バイオリン職人になるために海外修行へ行ってしまうわけですが、夢を持っている人はとても素敵です。遠くへ去ってしまう儚さがあるからこそ、純粋な気持ちだけがろ過されて一瞬一瞬を大事にしようって思うんですね、分かります。ここを忘れがちなのが現代人です。
持論ですが、女性というものは、飛行機作ってどこか遠くへ行ってしまうような人に恋をして、炭鉱で汗流して働く人を愛するのではないでしょうか。なんとなく、自分はそう。


月島雫的不安。これは、自分の好きな人であったり、心を許した人が夢であったり目標に突き進んでいる時にガッとくるヤツです。

追いつきたいけど、もうそんな遠くまで行ってしまった
今までは同じ目線なのに、ずっと先を見ている

そんな不安。

自分は足踏みしていて、何も変わっていなくて、自身を持って言える「何か」がない

劣等感+焦燥感

どうすれば抜け出せるのだろうかって考えた時、結局目の前の事を一生懸命やるしかないと思った。あとは、他者に主軸を置かないようにする事ぐらい。
夢中になれるものってそうそう見つからないし、自分がこれがやりたい!!って無性に思うものが発見できるまで、目の前の事を真剣に考えて必死に生きる。
例えば受験勉強して大学に受かった後って必死に勉強した記憶って薄れてくる。でも勉強していた時って無我夢中だったはず。受かりたいから。

本当にやりたいことだったら、自分の心が真っ先に進んでいくはず。
その時がきたら、私はひねくれずにあるがまま進もう。



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